2014年12月25日木曜日

幸雲閣大露天風呂「鳴子百畳露天風呂」-お風呂編番外編

「番外編って何?」と思われるかもしれませんが、「鳴子百畳露天風呂」に入ってみて気になった点を書いてみたいと思います。

まずはお風呂編vol.1でも書きましたが、大露天風呂には洗い場も桶も掛け湯するスペースもありません。
わずかばかりの濡れ縁で掛け湯したとしても、すべて湯船に流れこんでしまいます。
管理人は本館のお風呂に入ってから行きましたが、「大露天風呂にだけ入ればいい」というお客さんは体を洗わずに入ることになります。

上の写真で、濡れ縁の周りに波紋が広がっているのがお分かりでしょうか。
これは建物の屋根からの雪融け水が湯面に落ちた波紋です。

なぜかこの建物の軒先には雨樋がありません。
雪融け水くらいであれば我慢できますが、雨の日には雨水は全て湯船に入ることになります。
湯温はどれだけ下がるのでしょうか。衛生面は?

湯船の上には一切屋根が掛かっていませんので、夏の日差しが強いときには日焼けしてしまいそうですし、落ち葉やごみも入ると思われます。底面の吸い込み口には落ち葉が張りついていました。
秋にはどうなるのでしょう。

また普通の露天風呂は湯船の周りに排水口があったりしますが、このお風呂には一切確認できませんでした。
管理人はお風呂に入りながら写真を撮っています。防水のカメラを使っていますが、やはり操作の前にはタオルで手を拭いてから撮影しています。
また顔の汗を拭いたりしているうちにタオルがぐっしょりしてくるので、普通は排水口や湯船の外でタオルを絞りながら入浴するのですが、ここではそれもできません。
壁面には木製の排湯用と思われる樋らしきものが設置されていましたが、。なぜかお湯の中。
本来はオーバーフローしたお湯がこの樋を流れていくんだと思いますが、湯中にあるのでは役に立ちません。

樋の端にはタオルが詰められていました。そりゃあお湯が流れない訳です。
意図的なものかいたずらなのかは分かりませんでしたが、樋に溜まった湯の花の量、タオルの汚れ具合から詰められてから結構時間が経っているように思われました。


他に気になったのは、このお風呂は結構見られるのではないかということ。
男風呂の隣には民家が。


源泉を掛け流している塀の向こうにあるこの標識が何か分かるでしょうか。

これは鉄道の速度制限標識。つまり露天風呂のすぐ隣を陸羽東線が走っています。

幸雲閣さんのHPの写真はアングルからして、線路上から撮影したものと思われますが、これでは丸見えです。
列車が通り過ぎるのは一瞬かもしれませんが、女性は抵抗があるのではないでしょうか。
写真は幸雲閣さんのホームページからお借りしました。


立派な露天風呂なんですが、なんかちょっと残念な感じが否めませんでした。

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