2015年5月2日土曜日

山形・鶴子温泉-勘兵衛荘

ウチのブログタイトルですが、「and more...」までが正式なタイトルです。
たまには宮城県外の温泉を紹介したり、趣味の話も書きたいなと思って「and more...(他にもあるよ)」ってタイトルにしたんですが、宮城県内温泉紹介すら更新が滞るくらいですから、なかなか他の話題を書くことができませんでした。
今後はちょっとずつ、宮城の温泉以外の話題も書きたいなと思っています。

ということで、今回は山形県・鶴子温泉-勘兵衛荘をご紹介。

ドライブインも併設されていますが、そちらは営業していないようです。
シャッターの前には金精神が祀られています。
自主規制(*^.^*)

旅館の入り口はこちら。

玄関を開けて声を掛けると、左手の元は食堂だったと思われる部屋からお婆ちゃんが出てきました。
立ち寄り入浴をお願いすると一瞬困惑したような表情をされたので「ん、断られるか?」と思いましたが、「お客さんが少ないので女湯しかお湯を入れてないけど、それでも良ければ」とのこと。
もちろん、no problem. 入浴料一人300円を支払い、いざお風呂へ。

女湯入口です。向かいでは洗濯機が稼働中。

脱衣所。棚とカゴはまあ良いとして、洗面台周りは雑然としているというか、生活臭がするというか。

二つある洗面台の片方は完全に物置き台と化していました。
若い女性とかだったら嫌がるんでしょうね。管理人夫婦は気にしませんけど。

レトロな脱衣カゴ。嫁が食いついていました。

泉質は単純硫黄泉で、源泉掛け流し(加温あり)。

湯船全景。これを貸切で使えるなんて、ん~贅沢。

カランは3箇所。源泉が使われているので、お湯を出すと硫黄の香りがプンプン(o^-')b グッ!
これを読まれている方で「硫黄は無臭で、臭いのもとは硫化水素だろ!」とツッコンでる方がいるかもしれませんが、慣用的に使われていますし、温泉を楽しむのに科学を持ちだしてもね。

閑話休題。リンスインシャンプー&ボディーソープ完備。ポンプを押すのが躊躇われるけど。

塩ビパイプの湯口からは、熱い源泉が大量投入されています。

湯口での温度は56.6℃。

これが湯船の中では42.6℃。ちょっと熱めかな。

大量に源泉が投入されているってことは、その分オーバーフローしているってこと。
どうです、この溢れ具合。絶好のトド寝ポイントですね。

カランからのお湯は硫黄の良い香りがしたのに、湯船のお湯はほぼ無臭(T▽T;) 
加温しているために香りが飛んでしまっているようです。

訪問したのは3月中旬で、まだ寒かったせいか浴室内に湯気が籠っていたので、窓を開けっぱなしで入浴しました。全開じゃないのは、外で除雪した雪を川に捨てていたから。
新緑の季節とかも良いでしょうねぇ。

帰り際に使われていない男湯を覗いてみました。
湯船は空ではありませんでしたが、いつ張ったのか分からないお湯(というより水)が。
温かさを感じないお風呂って物悲しいですよね。

お婆さんは「お客さんが少ないから」って言っていましたが、宿泊されるお客さんはいるのでしょうか。
楽天トラベルのサイトを見ると、一番新しい口コミでも2010年のものですし、宿泊プランも登録されていないようです。立ち寄り入浴のお客さんだけじゃ、経営的に厳しいでしょうね。

お湯は最高なので、何とか営業を続けていただきたいものです。

帰りはニャンコがお見送り。また来るね。
つーか、このニャンコ、身体の割に顔小さすぎでしょ。



鶴子温泉-勘兵衛荘
訪問日:2015年3月18日(水)・晴れ

住所   :山形県尾花沢市鶴子912-81
電話   :0237-28-2332
入浴時間:不明
入浴料金:300円



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